はじめに
私の大好きなまとめサイト「ユルクヤル」から、大変興味深い話題を拾ってまいりました。
大人も子供も世界中の人たちが狂ったようにプレイしているオンラインゲーム、「フォートナイト」。アメリカの子供の間で”課金格差”によるいじめが横行してるって言うじゃないですか。
大人気ゲーム『フォートナイト』が子供たちの間で社会的格差を生み出している。 キャラクターやツールの見た目を変えるアイテム(スキン)が彼らにとってはステータスシンボル化しており、ゲーム内でどのような有料スキンを所持しているか、どれだけお金をかけたかが社会的地位につながっているようだ。
ある私立中学校で英語教師を務めるPaul Towler氏によると、スキンを購入しなければ「誰も一緒に遊んでくれなくなる」と言う。
そのため子供たちは「負け犬」の代わりに「初期スキン(デフォルト)」と呼び相手をバカにし始めている。
引用:ユルクヤル
なるほどー、そんなことになってるんですね。
アメリカの子供に事実を聞いてみた
ちょうど我が家にアメリカの小学校に通ってる息子がいたので、そんなことが本当にあるのか聞いてみました。
すると、なんと課金格差によるいじめは本当に存在するみたいですね。
これはアメリカの話ですが、もしかして日本の子供たちの間でも同じような現象起こってませんか?
日本にお住まいの、フォートナイトプレーヤーのお子さんをお持ちの親御さんの読者さんがいらっしゃったらぜひ聞いてみてください。
息子によると、記事の通りアメリカの小学生の間では、課金をせずに初期型のスキンを使ってる人のことをディーフォー(Default)と呼んでバカにするらしいです。
要するに、課金もせずにいると全然レベルもあげられないし、かっこいいスキンも使えない、親にお金を使わせてもらえないかわいそうなビギナー野郎ということみたいですね。
事実は少し違った
しかしこの話には続きがあって、初期スキンを使ってるくせにクソつええ連中のことを、フェイクディーフォー(Fake Default)と呼んで、逆に彼らは尊敬される存在らしいです。
ディーフォーが現れたと思って馬鹿にしてたら、フェイクディーフォーだった時、子供たちはその初期スキンの前でひれ伏すことになるわけです。これはまさに人間が出会うとときめいてしまういわゆる”ギャップ萌え”ってやつですね。
更に言うと、課金しまくってて豪華な装備してるくせにクソ弱いやつが一番バカにされるらしいです。
フォートナイトカースト
ですので、課金できない子供が一様にいじめられるのではなく、フォートナイトカーストはこのようになってる模様。ディーフォーのさらに下。
- :フェイクディーフォー(初期スキンでクソ強プレーヤー)
- :課金しながらスキンをコレクトする普通のプレーヤー
- :ディーフォー(課金できなくて初期スキンのプレーヤー)
- :課金しまくってるくせに弱いイキリプレーヤー
面白いですねー。これってサラリーマンの世界でもSNSの世界でも主婦の世界でも、はたまたブロガーの世界でも同じようなピラミッドになりません?
お金を持ってようが周りにうまく同調しようが、結局実力がすごい人には誰もかなわないという。
フェイクディーフォーはどこの世界でも憧れの的ですよね。
フェイクディーフォーに憧れる小学生
私の小学生の息子はピアノを習っていて、年に一度ピアノの発表会に出させてもらってるんですよ。
そこで、ピアノの発表会だからフォーマルな格好をさせたいじゃないですか。いつもジャージしか着ない男子が唯一きちっとした服装をしてくれる日なので、私もはりきるんですよ。
しかし息子は当然のように嫌がります。まあ、365日ジャージを着ていたい気持ちはわかるんですが、ジャージで参加したら他の子達の迷惑にもならないかな、と。
そう思ってシャツとスキニーパンツなんかを選んできちっと着せるんですが、息子にはこだわりがあって、「こんなピアノを弾けそうな格好はしたくない。」と。
意味がわからないですよね。
息子いわく「全然ピアノ弾けなさそうなダサいGeek(オレみたいなオタク)が出てきて、ギャーン!って弾くからかっこいいだよ!」
ってことみたいです。要するに目立ちたいんだろお前。
そして本当に、自分で書いた下手くそな落書きみたいな刺繍のしてある変なキャップをかぶって発表会に参加していました。意味不明なGeekファッションでギャーン!と弾き鳴らしていましたよ。
これもある意味フェイクディーフォーですね。彼は満足げでした。
能ある鷹は爪を隠す
このことわざこそが、フォートナイトにおけるフェイクディーフォーですよ。まさしく能ある鷹は爪を隠す。やっぱりかっこいいですよね。私、鷹っぽいけど爪とかないんですよ〜(^ω^)ヘラヘラ)って言ってたかと思ったら、いざ獲物が現れたら爪ギャーンのビューン!てきな。周りは( ゚д゚)ポカーンなやつ。
仮面ライダーでもそういうのありましたね。佐藤健くん演じる仮面ライダー電王ですよ。
普段はへなちょこのカツアゲされてるGeekなんですが、モモタロスに取り憑かれて変身するとめっちゃ強くてかっこいい。当時そのギャップに萌えた子供とその母親が狂ったように電王にハマってものすごいヒットしたんですよ。
いじめられたらフェイクディーフォーに生まれ変われ
課金できないキッズは、いじめられてからかわれたら今日から死ぬほどトレーニングして、ただのディーフォーからフェイクディーフォーに生まれ変わったらいいんですよ。
あ、親がゲームやらせたくないから課金しないって場合もあるからそもそもゲームやれてない可能性もありますね。難しいですね。親子会議を開いてください。
大人になっても似たうようなことはたくさんありますよね。持ってる人間は持ってない人間をバカにしたいものです。私も貧乏育ちなので、時々意地悪な子供たちに貧乏をバカにされたものですよ。住んでるアパートがボロいとかね。
その時にフェイクディーフォーになれる何かがあったら良かったのになぁと今思います。当時の私はバカにされるのが悲しくて母親に八つ当たりするくらいしかできませんでした。頭も悪かったので。
そんな私も今ではカーストの上から2番目、課金もする普通のプレーヤーってところですね。まったくハングリー精神がありません。人のことをバカにする気もありませんし、特段人にバカにされることもありませんが。
でも、誰かに「あんたのブログつまんないからやめちまえ」みたいなことを言われたらなにくそ精神で執筆能力が向上するかもしれません。毎日鬼更新するかもしれません。
時に逆境ってチャンスですよね!頑張れディーフォー。
あ、でも誰も私のこと無理に罵ってくれなくていいですから。そういう話じゃないですからね。
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