ワシントンDCと言えば、ナショナル・モールの博物館や美術館めぐり、建築物の見学など知的財産を見物して回るのが主な楽しみ方。
でも、家族で旅行する際は子供の年齢に応じて楽しみ方が変わってきます。
この記事では、乳幼児から就学前までの子供を連れてワシントンDCを1日観光する際のおすすめモデルコースを紹介します!
※子供の性格や興味にもよるので、参考までにご覧ください。
はじめに
ワシントンDCのナショナルモール観光は、メトロを使おうがバスを使おうがUberを使おうが、とにかく歩きます。
普段から比較的体を動かしている人でもきついと感じるほど歩きます。
小さな子供を連れて行くとなると、きつさはさらに3割ほど上乗せに。
当日は動きやすい靴はもちろん、準備運動と気合も十分に。そして暑い季節も寒い季節も、気温に合わせた服装で、防寒や日差し対策は万全にしましょう。
小さな子供達も非常に疲れるので、少し大きくなった子供にもベビーカーを用意してあげるのは必須です。
一番大切なことは「無理をしないこと」。予定通りに全部回れなさそうなときは、軽い気持ちで諦めることも大切です。
未就学児と回るモデルコース
まだ抱っこ紐やベビーカーに乗るくらいの小さな子供は、少し大変ですが連れて回るのは比較的容易です。
ちょこちょこと歩き回る幼稚園児くらいだと、美術館や博物館が退屈でつまらないとしても、ベビーカーに乗せたりしてなんとかごまかして一緒に回ることがまだ可能です。
小学生以降になると、退屈な美術館や博物館に本気で嫌がりだして連れて歩くのが困難になるので、子連れで美術館や博物館を回りたければ子供が未就学の時に行くのがチャンス!
小さな子供との散歩を楽しみつつ、どうしても見ておきたい主要どころはギリギリ抑えたモデルコースです。
出発目標は朝9時に現地集合!
1:連邦議事堂
画像引用:File:Uscapitolindaylight.jpg - Wikimedia Commons
ナショナルモールの一番東側に位置するのが連邦議事堂。まずはここからスタート!中の見学をしないとしても、写真撮影だけでも楽しめます。
次に行くナショナル・ギャラリーの開館が10時なので時間を調節しましょう。
- 休館日:毎週日曜日とサンクスギビング・クリスマス・元旦・大統領就任日
- 営業時間:8:30am から4:30pm
- 住所:First St SE, Washington, DC 20004
- 公式サイト:こちら
2:ナショナル・ギャラリー
写真引用:File:Washington October 2016-12.jpg - Wikimedia Commons
連邦議事堂から西に向かって歩いて15分。ギャラリー全部を子連れで回るのは無理なので、ダヴィンチとフェルメール・ロダンの考える人だけでも見ていきましょう。
- 入場料:無料
- 休館日:クリスマス・元旦
- 営業時間:月−土 10:00 –17:00・日 11:00–18:00
- 住所:between 3rd and 9th Streets along Constitution Avenue NW
3:国立航空宇宙博物館
画像引用:グーグルマップ
ナショナル・ギャラリーから道路を挟んだ向かいにあり、歩いて10分で行けます。
ここではライト兄弟の飛行機と、アポロ13号、月の石、エノラ・ゲイは見ておきたい展示物です。カフェテリアは非常に混んでいますが、ここでランチを済ませておくのがいいでしょう。
4:休憩
まだまだ博物館や美術館はたくさんありますが、無理は禁物です。朝イチから始めても1〜3を見学するのに半日を要します。
ここでナショナルモール東側にある屋内施設の見学を終了とし、食事やお手洗いなどの休憩を済ませましょう。
5:ホワイトハウス
画像引用:File:Whitehousetour cropped.jpg - Wikimedia Commons
国立航空宇宙博物館からの移動にはUberを利用します。
所要時間は約5分ですが、混雑時はなかなかUberもすぐには来ませんので時間に余裕を持って手配しましょう。
まずはホワイトハウスのビジターセンターへ行き、それから写真撮影のためにホワイトハウス問前へ向かうのがおすすめです。
- 休館日:サンクスギビング・クリスマス・元旦
- 営業時間:7:30am から4:30pm
- 住所:1450 Pennsylvania Ave NW, Washington, DC 20230
- 公式サイト:こちら
6:ワシントン記念塔
ナショナルモールのどの位置からも見えるシンボル。
どの角度からでも、どの建物とのコラボレーションでも、ものすごく映えるナショナルモール最強の被写体です。
しかしやはり、間近で見る迫力にまさるものはありません。晴れていれば塔のふもとの広場でピクニックも楽しめます。
ホワイトハウスからは徒歩で約15分です。
7:第二次世界大戦記念碑
画像引用:File:Wwiimemorial.jpg - Wikimedia Commons
ワシントン記念塔からリンカーン記念堂までの途中にあります。記念塔からは徒歩5分。
美しい噴水”レインボープール”を囲むように、全米各州の名前が刻まれた記念碑が立ち並ぶ姿は言葉を失うほどに荘厳です。
アメリカ在住の方は、ぜひお住まいの州の名前が刻まれた記念碑を探して記念撮影をしましょう。
8:リフレクティングプール
第二次世界大戦記念碑からリンカーン記念堂へ向かう道は、このリフレクティングプール沿い。
リフレクティングプールのその名の通り、全ての景色が反射してまるで絵画の世界に入ったような美しい景色を楽しみながら歩きましょう。
リンカーン記念堂まで行くと、記念塔の全身が反射して美しさは極限に達し、反射させるためだけに、長さ618メートルの超!超!巨大なプールを作ったその意義を体感できます。
9:リンカーン記念堂
ワシントンDC1日観光未就学児連れコースの最後を締めくくるのはやはりこの人、エイブラハム・リンカーンの超!巨大像。
有名なマーティン・ルーサー・キング氏による演説「I Have A Dream」もここで行われました。
ワシントンDC1日観光乳幼児・未就学児編モデルコースまとめ
回るコースをさくっとまとめるとこのようになります。徒歩の時間は大人の足で歩く速さです。
1:連邦議事堂
↓(徒歩15分)
2:ナショナルギャラリー
↓(徒歩10分)
3:国立航空宇宙博物館
↓
4:休憩
↓(Uberで5分)
5:ホワイトハウス
↓(徒歩15分 or Uberで5分)
6:ワシントン記念塔
↓(徒歩5分)
7:第二次世界大戦記念碑
↓(徒歩1分)
8:リフレクティングプール
↓(徒歩10分)
9:リンカーン記念堂
さいごに
「どうしてもこれだけは見ておきたい!」と思う展示物がある場合は、それを優先してアレンジしてみてくださいね。
小さな子供連れのワシントンDC観光は、身軽に動き回れないため博物館や美術館をがっつりと回ることは難しいです。
観光の目的を、展示物を見ることよりも、「子供との写真撮影」と決めてしまうのも気楽でおすすめです。
皆様の旅が最高の思い出になりますように!
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