アメリカの首都ワシントンDCには数多くの博物館や美術館があり、そのほとんどがなんと無料で見学することができます。しかし入場には予約が必要な場合もあり。
施設によって予約システムを取り入れていたりいなかったりするので、そのへんをまとめてみました。
この記事ではワシントンDCの主要な博物館や美術館などの予約方法を一覧で紹介します!
(施設情報は随時更新していきます)
- 施設への持ち込みが禁止のアイテム
- 国立公文書館(The National Archives Museum)
- 連邦議事堂(United States Capitol)
- ホロコースト記念博物館(United States Holocaust Memorial Museum)
- アフリカンアメリカン歴史文化博物館(National Museum of African American History and Culture)
- 国立アメリカ歴史博物館(National Museum of American History)
- 国立自然史博物館(Smithsonian National Museum of Natural History)
- 国立航空宇宙博物館(Smithsonian National Air and Space Museum)
- ナショナル・ギャラリー(National Gallery of Art)
- 国立アメリカ・インディアン博物館(National Museum of the American Indian)
- 芸術産業館(The Arts and Industries Building)
- さいごに
施設への持ち込みが禁止のアイテム
安全のため、ほとんどの施設では入り口で金属探知機などで持ち物検査が行われます。持ち込み禁止のものは予めホテルや車に置いていくことを忘れずに!
★以下のものは持ち込み禁止
- 銃器/弾薬ナイフ(ペン・ポケットタイプ含む)
- エアゾール缶(防犯スプレーを含む)
- 日焼け止めスプレーもダメです
- 飲食物(水だけはOK。おにぎりはアウト)
- はさみ道具(ドライバー、きりなど)
- プラカード、サイン
- ペット(介助動物を除く)
- ワゴン(折りたたみ式と固定式)
- ベビーカーはOK。
★以下のものは使用禁止
- 三脚・一脚・自撮り棒
- 電子タバコ、タバコ
- スケートボード/スクーター
国立公文書館(The National Archives Museum)
画像引用:File:US National Archives Building.jpg - Wikimedia Commons
アメリカにおける様々な重要文書などが展示されていますが、特にすごいのは。。。
- 独立宣言
- 憲法
- 権利章典の原本
- マグナカルタのオリジナル版
す、すごい。。そんなの見れちゃうんだ。。。(;´∀`)
ちなみに独立宣言のレプリカがお土産売り場で買えます。
★施設情報と予約
- 予約:こちらから時間予約可能
- 予約は3ヶ月先までできますが、週末分は即売り切れます!
- 入場料:無料
- 休館日:サンクスギビング・クリスマス
- 営業時間:10:00 –17:30
- 住所:701 Constitution Avenue、NW
- ガムを含む飲食禁止
- 全館で写真撮影不可!
連邦議事堂(United States Capitol)
画像引用:File:Uscapitolindaylight.jpg - Wikimedia Commons
アメリカの国会議事堂。オバマもケネディもみんなここで働いていました。現在はトランプのオフィス。
高さ88m、直径29mの超巨大なドームが乗る新古典主義建築は写真を撮りに行くだけでも価値あり!
★施設情報と予約
- 予約:こちらからアカウントを作成し、90日前より時間予約ができます。土曜日は2ヶ月前には埋まってますのでお早めに!
- 当日パス:ビジターセンターの下の階にあるインフォメーションデスクでもらえます。しかし混雑時はパスの発行数が制限されるため、早めに到着する必要あり!
- 入場料:無料
- 休館日:毎週日曜日とサンクスギビング・クリスマス・元旦・大統領就任日
- 営業時間:8:30am から4:30pm
- 住所:First St SE, Washington, DC 20004
- 公式サイト:こちら
日本語パンフレット
ホロコースト記念博物館(United States Holocaust Memorial Museum)
写真引用:File:United States Holocaust Memorial Museum after the shooting.jpeg - Wikimedia Commons
第二次世界大戦化のナチスドイツにおけるユダヤ人大量虐殺についての記録が展示されています。
3月から8月までの期間は毎週水曜日と木曜日の午前11時から、ホロコースト生存者の話を聞くことができます。
★施設情報と予約
- 予約:3月1日から8月31日までの期間は、こちらから事前予約必須
- 入場料:無料
- 休館日:Yom Kippur(2019年は10月9日)とクリスマス
- 営業時間:10:00 –17:30
- 住所:100 Raoul Wallenberg Pl SW, Washington, DC 20024
- ペットボトルの水は持ち込み可能
アフリカンアメリカン歴史文化博物館(National Museum of African American History and Culture)
画像引用:File:Smithsonian-nmaahc-outside-20160720.jpg - Wikimedia Commons
2016年の9月にできたばかりの最新博物館。約500億円の費用をかけた圧巻のお姿です。バックにワシントン記念等がバッチリと映る素晴らしい立地。
奴隷制度や分離制作などの歴史、初の黒人大統領オバマさんのこと、また有名な黒人スポーツ選手のことなどが展示されています。
とにかくものすごい人気です。
★施設情報と予約
【予約】
3月から8月
9月から2月
【その他情報】
- 入場料:無料
- 営業時間:10:00am から5:30pm
- 住所:1400 Constitution Ave NW
- 公式サイト:こちら
国立アメリカ歴史博物館(National Museum of American History)
写真引用:Google マップ
アメリカに関する様々な歴史的なものが展示されてます。特に興味がない人でも、「うぉー!」となるものが盛りだくさん!
★代表的な展示物はこちら
- 最初の星条旗(州の数を表す星は15個)
- 大統領のデスク職務コーナ
- ファーストレディ達のドレス
- 初代のアップルコンピューター
- 昔の車
- 第2次世界大戦時の新聞・雑誌記事
- エジソンが発明した電球
- モハメドアリのグローブ
- カールルイスのユニフォーム
- リンカーンが暗殺日にかぶっていたシルクハット
★施設情報と予約
- 予約:不可
- 入場料:無料
- 休館日:12月25日のみ
- 営業時間:10:00am から5:30pm
- 住所:1400 Constitution Ave NW, Between 12th and 14th Street, Washington DC, DC 20560
- 公式ホームページ:こちら
★注意事項
- バッグを持っていなければ入り口で「ノーバッグライン」に並べて早く入れます
国立自然史博物館(Smithsonian National Museum of Natural History)
画像引用:National Museum of Natural History - Wikipedia
ナイトミュージアム2の舞台。映画を見てから来ると面白さ倍増?!全部で約1億2千5百万個を超えるコレクションを誇る、スミソニアン人気ナンバー2の博物館。
★代表的な展示物はこちら
- アフリカゾウの剥製
- 恐竜の骨
- 植物、動物、化石、鉱石、岩石、隕石の標本
- 「呪いの宝石」として知られる、45.52カラットのブルー・ダイヤモンド「ホープダイアモンド」
★施設情報と予約
- 予約:不可(団体のみ可)
- 入場料:無料
- 休館日:12月25日
- 営業時間:10:00am から5:30pm
- 住所:10th Street and Constitution Ave, Washington DC, DC 20560
- 公式サイト:こちら
国立航空宇宙博物館(Smithsonian National Air and Space Museum)
画像引用:グーグルマップ
航空機と宇宙船に関連した収集物を展示する博物館。飛行機や宇宙船がまるごと、しかも大量に展示してあるため ものすごい広さ!
★代表的な展示物はこちら
- ライト兄弟の初代飛行機ライトフライヤー号
- リンドバーグが初めて大西洋を横断した1人乗り飛行機スピリット・オブ・セントルイス
- イェーガーが初めて音速で水平飛行させた飛行機ベルX-1
- 月面着陸を果たしたあのアポロ11号司令船
- 月の石(触れる!)
- ソユーズ再突入カプセル(秋山豊寛氏のサイン入り)
- 日本に原爆を投下した飛行機エノラ・ゲイ
★施設情報と予約
- 予約:不可(団体のみ可)
- 入場料:無料
- 休館日:12月25日のみ
- 営業時間:10:00am から5:30pm
- 住所:10th Street and Constitution Ave, Washington DC, DC 20560
- 公式サイト:こちら
- 日本語パンフレット:こちら
ナショナル・ギャラリー(National Gallery of Art)
写真引用:File:Washington October 2016-12.jpg - Wikimedia Commons
アメリカで唯一、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品を見ることができる美術館。教科書に載っていた作品が目白押しで豪華すぎてめまいがします。
一日中いても見尽くせないので、見たい作品を予めチェックしておくのがおすすめです。
★代表的な展示物はこちら
- ダ・ヴィンチ
- フェルメール
- モネ
- ラファエロ
- エル・グレコ
- レンブラント
- ロダンの考える人
- ゴッホの自画像
- ゴーギャン
- セザンヌ
- ピカソ
★施設情報と予約
- 予約:不可
- 入場料:無料
- 休館日:クリスマス・元旦
- 営業時間:月−土 10:00 –17:00・日 11:00–18:00
- 住所:between 3rd and 9th Streets along Constitution Avenue NW
- 公式サイト:こちら
- 日本語マップ:こちら
- 日本人ガイド情報:こちら
- 無料のオーディオガイドのプレーヤーレンタルが可能
- スマホのアプリガイドはこちらiOS版・Android版
国立アメリカ・インディアン博物館(National Museum of the American Indian)
画像引用:File:National Museum of the American Indian.JPG - Wikimedia Commons
1989年に建設が決定したけど、当時の大統領パパブッシュがケチってお金を必要資金の2/3しか出してくれなかったため、お金持ち達が寄付をして建てたというエピソードがあります。
寄付したお金持ちの中には、あのロックフェラーセンターのロックフェラー氏や、俳優のロバート・レッドフォード、ケビン・コスナーや、元世界銀行総裁、そしてインディアン達からも寄付がありました。
開館は2004年9月21日と新しい博物館。
原住民のアメリカ・インディアン達のくらしや言語や文化・歴史・芸術などの関連物が展示されています。
インディアン(先住民)達の食事が食べられるレストランが大人気!
★施設情報と予約
- 予約:不可(10名以上の団体はEメールにて可)
- 入場料:無料
- 休館日:クリスマス
- 営業時間:10:00-17:30
- Mitsitamカフェは11:00-15:00
- 住所:Independence Avenue Southwest & Independence Ave SW(国立航空宇宙博物館とアメリカ議会議事堂の間)
芸術産業館(The Arts and Industries Building)
画像引用:File:20060327 094632 1.jpg - Wikimedia Commons
芸術産業館はスミソニアンの建物の中で、1881年に開館した最初のアメリカ国立博物館。
現在(2019年4月)閉鎖中なので外観の写真を撮ることしかできませんが、レトロで美しい建築物はばえます。
★施設情報
- 住所:900 Jefferson Drive, SW Washington, DC
さいごに
3月から8月までの春と夏の季節はワシントンDCは、世界中から訪れる観光客達で連日ものすごい混雑ぶりです。
また各施設は見学に要する時間がとても長いので、事前にどこに行き何を見るのか決めておくと、とっても効率良く回ることができます。
というか、無計画で行くと疲れ果てた挙げ句にメイン展示物を見逃すという惨敗を喫する結果になりかねません。
事前予約ができる施設は可能な限りすることをおすすめします!
ぜひ、参考にしてくださいね!
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