子供向け冒険映画「The kid who would be king」を見てきました。
ポスター見た感じめっちゃ面白そうじゃない?イギリスの昔話を題材にしたファンタジーアドベンチャーです。
【The kid who would be king】
年齢制限:なし
時間:120分
公開日:
イギリス 2019年2月15日
アメリカ 2019年1月25日
日本 予定なし
【もくじ】
映画The kid who would be kingのあらすじ
舞台はイギリス。
普通の少年のアレックスがある日いじめっ子から逃げ回るうちに工事現場に迷い込む。
その工事現場の一角の地面に、でっかい剣がブスッとささってる。これが実はイギリスの古典神話アーサー王の伝説に出てくる神話的な剣「エクスカリバー」。
選ばれた人しか抜けないっていう超スペシャルな剣なんだけど、なぜかぽっちゃり系主人公のアレックスがあっさりと引っこ抜く。
しかしエクスカリバーが引っこ抜かれたのをきっかけに邪悪な魔法使いが復活し、世界には恐ろしい悪の軍隊が現れるのよ。
悪の軍隊は、土の中からわいてきて、見かけは完全にゾンビ。いや、ゾンビよりもっと腐ってて骸骨。さらにその骸骨が燃えながら馬に乗って追いかけてくる。
異様な迫力でマジで怖い。
普通の中学生(小学生?)がどうやって戦うんですか?ってなるけど、助っ人がちゃんといるわ。
まずは学校の同級生。
それ全然ヘルプにならなくない?と思ったらちゃんとした助っ人も来る。今度は強い魔法使いが来る。
中学生(小学生?)4人と魔法使い1人という冗談みたいなグループで、邪悪な魔法使いから世界を救う旅に出た!
【登場人物】
アレックス
主人公。エクスカリバーに選ばれたいわゆる勇者。母子家庭で一人っ子。正義感はあるけど、どんくさくてちょっとぽっちゃり系。
一昔前だったらいじめられっ子的な雰囲気なのに主役を張ってる。時代は変わったね。
と思ったら、彼、有名俳優の息子ですって。七光なのかな?
ベッダース
アレックスの腰巾着的な立ち位置でぽっちゃり系相方。なぜぽっちゃりコンビを起用したのかは謎なまま。
こちらは完全ないじめられっ子。途中で突然めっちゃ使えるやつに変身するから。
ランス
いわゆるジャイアン。
もともとアレックスとベッダースをいじめてたんだけど、その腕っぷしを買われて戦闘員に昇格。いざ戦わせてみたらそんなに使えないことが発覚。
ケイ
ランスのマブダチ。
一緒になってぽっちゃりコンビをいじめる意地悪姉さん。騎士団の一人になる。ゾンビ軍団に襲われた時、車で見事なマリオカート仕込みのドライビングテクニックを見せる。
マーリン
画像引用: GeekTyrant
古代からやってきた魔法使い。
魔法の力でティーンエイジャーの姿だけど実はおじいさん。ニンジャみたいに印を組んで魔法を使う姿に子どもたちが虜になってた。
実際に戦闘能力があるのは彼一人。
映画The kid who would be kingの感想
最初に感じたのは、同じ英語の映画でもアメリカとイギリスではすごく違うこと。
まず子供が歩いて学校に通ってる。歩いて通ってるから帰り道でいじめっ子に追いかけられたり、工事現場に逃げ込むとかいう、アメリカではありえないシチュエーションが生まれる。
でも日本から見たらそれが普通だから親しみがわいたわ。やっぱり子供は学校帰りに事件に出くわすものだもの。
ドラえもんの世界だって、のび太達が毎日スクールバスに乗ってたらドラマは生まれようがないわ。
全体的には、今まで見てきたファンタジーアクションの映画を中途半端に色々と盛り込んだ感じで、斬新なものは一つもなかったわ。
普通の少年が勇者に選ばれる→お供を連れて鬼退治→最後はみんなで悪者を倒してえいえいオー。
っていう流れなんだけど、途中ハリーポッターだったり、ロード・オブ・ザ・リングだったり、はたまた里見八犬伝だったり。
残念なのはその過去の名作たちのワンシーンをチープにして盛り込んでる感じっていうのかしら。
壮大なスケールで撮影されてCGもめっちゃ美しく、かつストーリーも長いのに日本に配給が行かないっていうのはその辺が原因じゃないかと思ってる。
唯一の見どころは魔法使いのマーリンの個性が光りまくってることかしら。キャラがいいし俳優さんの演技がすごくいい!彼が出てくるのをずっと待ちながら見てたわ。
あとはまあまあ。。。って感じね。
でも小学校の先生が推薦してたから子供には健全な冒険ストーリーなことはお墨付きよ!燃えるゾンビの集団が土からモコモコ出てくるシーンはわりとマジで怖いけど。
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